Lovely Vivian

Asian Top Star Vivian Hsu


トップスターへの階段



●ビビアンスーについてあなたはどんなイメージをお持ちでしょうか?

 「笑っていいとも」や「うりなり」に出演している彼女からは

 バラエティーのタレントのようなイメージしかお持ちでない方も

 たくさんいると思います。しかし、彼女は紛れもなく他のアジアの

 スター同様、アジアで頂点に登り詰めることを夢見て活躍する女優の

 ひとりであることに違いありません。彼女のデビューから現在までを

 私の知る範囲内で追ってみましょう。


少女隊スナップ
少女隊時代のビビアンスー(右端)


ビビアンスー、本名Hsu Shu Chuan、彼女は1975年3月19日

台湾の台中県というところで生まれました。芸能界(これは日本独自

の言い回しだが)にデビューしたきっかけは、台湾のCTSテレビが

主催する「台湾美少女芸能コンテスト」への出演がきっかけになりま

した。彼女は1990年に行われたこのコンテストで「グランプリ」

の栄冠に輝き、1日の出来事にして人生の転機を迎えることになりま

す。台湾の男性アイドルグループ 「小虎隊」 の妹分として「少女隊」

という3人組の女性アイドルグループの一員としてデビューした彼女

の活躍はあっという間に台湾の若者を虜にしてしまったのです。

結成したその年、シングル「Merry Christmas(P.S.I Love You)」

ミュージカルデビューを果たした彼女はなんとまだ、15歳のあどけ

ない少女だったのです。その後ドラマやCMにイベントにひっぱりだ

ことなっていく彼女が当時、あるインタビューでこんな事をいってい

ました。「日本へ行きたい。日本で歌や色んな事勉強したい。」台湾

のスターはみんな日本デビューをする夢を少なからず持っています。

日本で活躍するということは、芸能界で成功をおさめたと言い切れる

ほど台湾の人たちには意味があります。日本のスターがハリウッドで

認められれば、それだけでほぼ一生食べていけるのと似ています。

その当時15、16の小娘の言うことが現実になろうとは誰一人とし

て予想するものはいなかったことでしょう。しかしビビアンは自分の

力でそれを現実の出来事に変えてしまったのです。

翌1991年には少女隊としての初のアルバム「My heart demand 

me a journey(De Xin Xian Zai Yao Qu Lu Xing)」
をリリース、そし

て短い期間のうちに2枚目の「My Deep Afection(Pian Ai Wo De Xin)」

を発売する。ビジネス専門学校への進学と2足の草鞋を履き、彼女に

とって時間に追われる毎日が続きました。しかし、ここでの積み重ね

が彼女にとって充実していたであろう事は想像するに事欠きません。

彼女は小学校時代から、30回以上にも及ぶ転校を重ねていました。

そのことが彼女にとってよっぽど苦痛だったのでしょう。ことあるご

とに彼女は「家族と一緒にいつまでも住める家を買ってあげたい。」

と答えています。自分の夢に向かって彼女は幼い頃から自分の意志で

前向きに歩いていました。そんな彼女にいよいよスクリーンデビュー

の話が持ち上がります。




可愛いビビアンSHOT!!
欧米では「歌手」、「女優」としてより
「モデル」としての評価の方が高い




少女隊での活躍が認められた彼女はその後台湾でドラマやCMに活躍

の場を移していきます。メディアの活躍を目にした映画プロデューサー

Hui Pui-Yungから、映画「ト派小子(Siu Lam Siu Ji)」出演の話が舞い

込みます。彼女にとって初出演となるこの映画でChu Yin-Ping監督の元

台湾はもとより香港スクリーンへも進出するきっかけとなりました。

ほぼ、同時に「笑林小子(Xiao Lin Xiao Ji)(Shaolin Popey)」の名で

1994年4月に香港デビューとなるのです。香港で中国系タレントが

活躍することには大きな意味があります。ここでの成功は中国語圏全域

での成功につながるからです。歌手で言えば過去に計25枚のアルバム

をリリースし、中国語圏最大の売り上げを誇るビビアン・チョウ

女優で言えば、92年香港アカデミー賞新人賞を受賞し94年、95年

香港アカデミー賞の女優賞を2年連続で受賞したアニタ・ユン等全て

香港での成功を基盤にしているのである。ビビアンスーもいよいよ

真のスターへの第一歩を踏み出しました。



中国圏最大の人気を
誇るビビアン・チョウ
日本でもおなじみのアニタユン





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